4.30 兵庫は「地元」や!県民アクション 「丸尾牧県会議員のスピーチ」

集会において、
兵庫県会議員の丸尾牧さんから、
兵庫県の井戸知事の、原発再稼働に関する発言について、報告していただきました。
以下に、テキストを掲載します。

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「兵庫も地元や!再稼働反対兵庫県民アクション」にお集まりの皆さん、お疲れ様です。

 兵庫県議会議員の丸尾牧と申します。

 今日の私の役割は、嘉田滋賀県知事、山田京都府知事、橋下大阪市長は、再稼働問題で、頑張って発言、行動しているのに、井戸敏三兵庫県知事の姿勢が良く見えない。

井戸知事が何を考えているのか調べて、報告するというのが、私のミッションです。

 担当課に聞くと、「再稼働問題は上の問題なので」と答えに窮しています。

 そこで、井戸知事の議会での答弁、記者発表の発言を丁寧に見てみました。

 昨年の県議会の井戸知事の答弁では、「今回の事故の原因究明とこれへの対策を含めた安全基準が明確にされ、これがクリアされることが、原発再稼働のための前提条件となると考えています。今直ちに再稼働が認められるものではなく、国における厳密な審査に待つべきものと考えています」と答えています。この時点では、事故の原因究明にも触れ、再稼働に慎重な立場であることが伺えます。

今年の2月議会では、先ほどの話に加え「立地県である福井県の同意のもとに国が判断するものであると考えています。現状では、本県として国に働きかける状況ではないと考えています。福井県の西川知事も同様の考えを表明されているので、その考えを尊重したいと考えます。」と、県民の安全よりも、福井県との意向を重視する主体性のない答弁をしています。

4月2日の定例記者会見では、大阪市の100km圏内の自治体と安全協定を結ぶなどという原発再稼働の条件を付けることについてどう考えるのか?という記者の問いに、「どういう意味で、どういう根拠でそのようなことを主張しようとされているのかわかりませんので、今の時点では、私自身はコメントできないという立場です。」「まず政府がきちんとした暫定基準を示して、それをクリアするかどうか電力会社が検査して、その結果を政府がチェックしてクリアしたということであれば、それを説明して私たちの理解を得るようにして欲しいということが基本です」と答えています。併せて、暫定基準の評価について井戸知事は、「1年も経過した上で作られたものなので、相当用意されたものと一般的言えるのではないかと私自身は思っています」と中身の具体的評価は全くなく、時間が経過したから、いいものだと、極めて幼稚なコメントをしています。

4月6日記者会見 記者が、「(原発の安全性の)暫定基準の内容とチェックッポイントがはっきりしているというのは評価すべき点だということはわかったが、どの部分が評価できるのか教えて欲しい」との問いに、知事は「私は専門家ではありませんので、そこまでのコメントが今の段階でできる持ち合わせがありません。お許し下さい。」

4月16日記者会見 原発建設、再稼働の地元同意ですが、被害が及ぶ範囲が地元だと考えて欲しいと言っている滋賀県、京都府もいますが、それについていかがでしょうかという記者の問いに、「地元の範囲がどこまでが望ましいのかというのは、私は知見がありません」「少なくとも兵庫県が地元に入るわけにはいかないと思っています」と、無責任な発言がエスカレートしています。

以上のやりとりから見えることは、井戸知事は「政府が暫定基準を示し、福井県が了解すれば、関西広域連合、兵庫県には説明だけしてくれればいい。手続きだけきちんとしてくれれば暫定基準の中身は問わない。兵庫県は、同意が必要な地元には入る必要はない。」と県民の命と安全を守る立場の知事としては、極めて無責任な対応を取っています。そして、あとになるほど、発言がいい加減になり、専門家でないからわからないと、発言するなど、救いようのないところまで来ています。

元総務省の役人だったからなのか、福井県の知事と懇意であるからなのか、明確な理由はわかりませんが、知事は、がれき問題を含め、県民の命や安全を最優先に考え、行動していないことは明らかです。知事が動かないのであれば、住民の力で、県庁を動かし、政府、関電を動かすしかありません。

是非、皆さんの手で、地方議会に陳情書などを提出し、地方議会から県に、政府に意見書を出すことなども考えていただき、皆で協力して大飯原発の再稼働を阻止しましょう。まだ、私達が取れる有効な手立てはあります。

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